「ルバイヤートの謎 ペルシア詩が誘う考古の世界」を読んでみた

図書館で違う本を借りに行ったら、書架で見つけた本。

中世ペルシア詩人、オマル・ハイヤームのルバイヤート関連の本は大体把握しているはずと思っていたが、2016年に出版されたものだった。
ルバイヤートの謎 ペルシア詩が誘う考古の世界」は、ペルシア語、ペルシア文化が専門の研究者、識者ではなく、西域探検史(というのがあるのも初耳)を専門としている研究者 金子民雄によるルバイヤートの解説書。

中世ペルシア4行詩、ハイヤーム自身、フィッツ・ジェラルド版も含めたいくつかあるバージョンなどが網羅されていて、ルバイヤートに触れて、関心を抱き始めた人にとっていい入口になると思う。

ただ、最後の方の、宮沢賢治を絡めた部分については、ちょっとページ取り過ぎじゃないかな?と若干。それならもっと賢治だけでなく、他の文学者に与えた影響とかあるとよかったかもと個人的には思っていたりする。

私的には、日本語版のルバイヤートはやっぱり岩波文庫の小川 亮訳版が定番だと思うけど、個人的にお勧めは平凡社ライブラリーの岡田恵美子訳版が読みやすくておすすめ。

本筋じゃないけど、書中に登場する「世界征服者の歴史」というイスラムの歴史学者が著したという書物が密かに気になっている。なんかすごそうなのよね(^^;

あとで探してみよ。

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