2018/11/4は、2022年で閉館するという中野サンプラザでゴダイゴを聴きに行った。所謂恒例の秋コンだ。
今年のテーマは、「平成というひとつの時代の終わりに”OUR DECADE”」ということで、1979年発売された「OUR DECADE」というアルバムをメインに据えたコンサート。
発売当初、西遊記の次にどんなアルバム出すんだろう?と思って買って聞いてみたら、当時の新しい要素を入れた完成度が高いテクニカルな曲ばかりで、しかも、西遊記とはまた違った雰囲気。
ゴダイゴというバンドのピークはこのアルバムといえるんじゃないかと思っている私の「推しアルバム」だ。これを今の6ダイゴ+竹越君で演奏と聞けば、期待が高まる。
開場前の物販先行販売に間に合ったので、すでにTシャツとカレンダーは購入済み。余裕もって席に着いてのんびり開演を待つ。
アルバム通りだと、Progress and Harmony で始まり、Progress & Harmony がFade Outなのだが・・・。
舞台には、メンバー、竹越君のほかにホーンズとコーラス3名。なんと、13名!確かにこのアルバム、がっちりやるならこの編成になるわー。
オープニングは、「.A BORING DAY(UP ON THE MOON)」ロケット打ち上げ!わ、そーきたか!オープニングはぴったりだわ!!イントロの会話は、オリジナルから引っ張ったのかな??
この後は、アルバムの順番通り。硬軟緩急ある構成の豊かな曲が進んでいく。メンバーの演奏はご機嫌な感じでテンポもよく心地いい。
そして、途中A面からB面にレコードをひっくり返すつもりのMCがあり(笑)
最初のボーリングデイの次「IMITATAION」からB面へ。ちょっとスティーブのボーカルが聞きづらかったかな?せっかくのメインボーカル曲なのに。音響的な不満はこの曲位。
聴いていると、40年前のアルバムなのに、今の状況と合っているのを実感。時代の変わり目というのは繰り返すものなのか・・・。
アルバムのあとは、1979年に発売されたソロシングル2曲で、いきなり「マリンエクスプレス」!!ゴダイゴ演奏のマリンエクスプレス!!よいものを聴きました。かっこよいよね!帰宅してから旦那に自慢しちゃいましたよ(笑)
(オリジナルは大野雄二さんのバンドがバックバンドだったかな)
もう1曲は、タケさんの日本語版「ハピネス」。サントリービールのCMソングになったとき。
続けて、「TAKING OFF」そうそう、999も同時期だった。この曲を聴くと気持ちが上がるのですよ。
このままビューティフルネームからホーリー&ブライド、モンキーマジック、ガンダーラなどのヒット曲を演奏し、アンコールへ。
アンコール待ちの時、1979年頃なら、「Sights & Sounds」演奏したらうれしいのに・・・と思っていたら、イントロが流れてきてとても感動!〆は、天井からミラーボール降りてきて999。
私の好きなよいときのゴダイゴがいっぱい聴いた!と満足でした。
何よりもうれしかったのが、MCでメンバーが、たぶんバンドとしても、本人たち的にも一番「のっていた」時期だったからというのも大きいようで、口々にこの「OUR DECADE」というアルバムが好きだと言ってくれたこと。
そして、それを、今のゴダイゴで聞くことができたことを幸せに思っている。
次は、マジックカプセル再現か、カトマンズでw