アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝はほんとにお宝展示だった

アラビアの道-サウジアラビアの至宝

GW直前の金曜、仕事がひと段落したので心置きなく、寄り道して帰ることにした。

お目当ては、上野の国立博物館で5/13まで開催中の「アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝」展。金曜の夜間開館+延長された会期も終盤ということで比較的ゆっくり見ることができた。写真撮影はフラッシュ使用しなければOKとのことだったので、気に入ったものだけでも撮影しようと思ったら、きりがないので、諦めて図録を買って帰った(読み応えがあるのでこの休日にのんびり読んでるw)

お気に入りのものをいくつかピックアップ。

香炉やランプなどの工芸品を見ていると文明としてのレベルの高さがわかる。

文字の始まりともに美しい文字が刻印された碑が並ぶようになる。

イスラム期に入り、10世紀過ぎになるとアラビアのカリグラフィが美しい碑は拓本にとりたくなるほど ←

9世紀~14世紀位のイスラム陶器の主流だったラスター釉もこんなに一遍に見られるのはうれしい。動物柄のがかわいいんですよ。うん。

オスマン朝期のカァバ神殿の扉。これが見たかったのよ!これ。重厚かつ神聖。最重要聖地の扉。表面は金色だったようだけど、時の経過と共に剥がれてしまった状態。

この他にもいっぱいあるんだけど、それをあげていくと終わらないので、こんなもんで。

特別展というので別料金かな?と思っていたら、なんと総合文化展(常設展)の料金内で見ることができるというとてもお得な企画展だった。

しかも、展示がないと入れない重要文化財指定の表慶館にも入れる!写真も撮れる!

明治を代表する洋風建築の中で、サウジアラビアの歴史的遺産を鑑賞できるという至福の時間を過ごすことができて幸せでしたん。入館してすぐの吹き抜けのドームや階段からフロア入る入口のアーチなどは要チェック。

帰りにミュージアムショップ寄るのに、日本館行ったら、熊谷で発掘された踊る埴輪が展示されていたので、こちらもチェック。久々に本物見られてよかった(^^)

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