右足裏を怪我した黒猫さんは、日々こにゃあさんとプロレスしたり、追いかけっこしたりしながら怪我の療養生活を送っていた連休もあけ、生理食塩水での洗浄、薬の塗布しても痛がらなくなった。
大騒ぎな日々だったんだけど、暴れてもこちらには怪我をさせない黒猫さん。さすが猫柄のよさはピカイチ。
てわけで、10日もひきこもりでイラついている黒猫さんの経過をみてもらうために、土曜日はキャリーケースにいれて獣医さんへ連れて行った。
1匹でキャリーに入っても残された折詰寿司みたいにはならず、むしろ、診察室内の他の猫があげるSOSの鳴き声が気になり、「何がおきているにゃー」と緊張気味。
いざ、自分が入ってみると、覚悟していたようなことはなく、足の裏見てもらうと経過も良好。「様子見しましょうか」ということになる。薬もかさぶたとれたときだけでOKということになる。
拍子抜けした黒猫さん。「もう終わった?え?え?」みたいな感じで、診察台から降りずに固まっていて、獣医さんからも「ここにいる?いてもいいよ」と笑われる始末。黒猫さんをキャリーにいれてとりあえず帰った。
土曜はそのまま家にいてもらい、今日は午前中、午後、夜の3回お出かけ。
治療生活で家にいる間、毎日追いかけっこしたり、取っ組み合いでじゃれていたこにゃあさんは、八つ当たりがなくなったのにはほっとしつつも、ちょっと退屈そう。
そして、木陰で黒猫さんは「暑かったにゃあ」と一息。黒猫さんに何かあると駆けつけてくれたちゃらおが姿を見せなくて初めてのこういう事態なので、どうかなぁと思っていたけど、それなりに散歩をエンジョイできたようだ。
夜の散歩のあと、足裏を見たけど、ちょっと血がにじむ程度。薬を付けてあげるだけ。とりあえず、黒猫さんは今日から何とか通常業務に復活したのだった。