上野で「世界を変えた書物」展行ってきた

スヌーピーミュージアムの前に寄ったのが、上野の森美術館で9/8~9/24開催された「世界を変えた書物」展。金沢工業大学所蔵の初版本コレクション「工学の曙文庫から100点の展示イベントの東京展。

入口からしてギリシアかローマ辺りの意匠をもった大図書館の雰囲気。中に入ると目に入るのはこれぞ図書館という感じの美しい趣のある大書架。

単に稀少書を並べるのではなく、会場の雰囲気全体で書物を盛り上げているのがとても嬉しい。美術館だけど、歴史ある大学の図書館の中に入ったような気分になる。

4つのエリアに分かれた展示の世界感を表現しきっていてよかった。

「知の壁」と呼ばれる図書館エリアが過ぎると、「知の森」。ここでは世界を変えた発見や技術、理論に関する書物の初版本を展示。

アルキメデスやアリストテレス、コペルニクス、ニュートン、オイラーなど自然科学系を語るうえで欠かせない著名な書物が解説付で並べられていた。

「知の連鎖」では、この技術や理論の系統をツリー上のマッピングで示す。

最後のエリア「知の繋がり」では、書籍をモチーフにしたオブジェ展示。これらの知の積み重ねが未来の発見に繋がっていくことを感じさせる展示だった。

こちらは視覚的な感じで、書物に著された理論や技術を分類と繋がりを表現。

東京展では、グッズ販売もあり、初版本の内容をもとにしたセンスのよいデザインのグッズがあり、少し迷って、旦那にコペルニクスのTシャツを買って帰ったところ、とても好評。

内容的にはよくわからないのだけど、美しい稀少本と共に、科学の歴史に触れられたとてもよい展示で、機会となってよかった。

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